「お金で買えない価値がある。買えるものはMastercardで」のキャッチコピーでお馴染みのMastercard。テレビCMを見たことがある!という方も多いのではないでしょうか?
Mastercardと聞いて、なんとなく、クレジットカードのことだよね!と思っている方もいるかもしれませんが、Mastercardはクレジットカードの名前ではありません。
Mastercardとは、VisaやJCB、アメックスなどと並ぶ、国際ブランド名と呼ばれるものです。
そんなMastercardについて、
- 「クレジットカードを選ぶ時にMastercardを選んだ方が良いの?」
- 「Mastercardと他の国際ブランドにはどんな違いがあるの?」
- 「Mastercardブランドが選べるクレジットカードって何があるんだろう?」
と疑問に持つ方もいますよね。
国際ブランドによって特徴もありますし、クレジットカードによっては特定の国際ブランドしか選べないこともあります。
この記事では、Mastercardのメリットやデメリット、他の国際ブランドとの違いを解説していきます。クレジットカードを作る際に、国際ブランドをMastercardにしようか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
また、国際ブランドにMastercardが選べるおすすめのクレジットカードについても紹介していますので、クレジットカード選びの参考になれば幸いです。
この記事の目次
Mastercardとは国際ブランドの名前
Mastercardとは、カード名ではなくクレジットカードの国際ブランド名のことです。
ここからは、「国際ブランドとは何か?」といったことや、「その他の国際ブランドとの違い」について解説していきます。
5つの国際ブランド
国際ブランドとは、クレジットカードの決済機能を提供している会社のことで、加盟店であればどこでもクレジットカード決済をすることができます。
例えば、日本で発行した地方銀行のクレジットカードでも、Mastercardブランドのマークがあれば世界各地にあるMastercardの加盟店で利用できる、といった具合です。
また、 よく混同されがちですが「◯◯銀行のMastercard」といった表記の場合、そのカードは Mastercardが発行しているわけではありません。カードを発行しているのはあくまで銀行などカード発行会社であり、サービスや優待に伴う負担もカード発行会社が請け負っています。 Mastercardはあくまで決済機能を代行しているだけです。
クレジットカードの国際ブランドは大きくわけて以下の5つとなっており、Mastercardはその中のひとつです。
- Visa(ビザ)
- Mastercard(マスターカード)
- JCB(ジェイシービー)
- American Express(アメリカン・エキスプレス)
- Diners Club(ダイナースクラブ)
これまで国際ブランドは「5大ブランド」と呼ばれてきましたが、最近では以下の2つを入れて、「7大ブランド」と呼ぶこともあります。
- 成長著しい中国の「中国銀聯(ちゅうごくぎんれん)、別名:Union Pay(ユニオンペイ)」
- 日本では発行されていないアメリカの「Discover(ディスカヴァー)」
ちなみに「THE NILSON REPORT」によると、2015年における 世界的なシェア(取引件数ベース。デビットカードも含む)は、以下の通りです。
- 1位:Visa…55.5%
- 2位:Mastercard…26.3%
- 3位:中国銀聯…12.8%
- 4位:アメリカン・エキスプレス…3.2%
- 5位:JCB…1.2%
- 6位:ダイナースクラブ…1.0%
- 7位:ディスカヴァー…1.0%
※小数点第二位以下は四捨五入
VisaとMastercardで約8割を占めており、このように、国際ブランドによって普及率には大きな差があります。
ここではMastercardとは国際ブランドの名前であることがわかりましたね。次の章では少し踏み込んで、Mastercardとその他のブランドの違いなど、Mastercardの特徴について解説していきます。
シェアについてはわかりましたが、では使用できる加盟店はどれくらいあるのでしょうか。
- 1位:Mastercard、Visa…各約3,810万店
- 2位:アメリカン・エキスプレス、JCB、ダイナースクラブ…各約2,300万店
- 3位:中国銀聯…約1,000万店
- 4位:ディスカヴァー…約400万店
加盟店ベースではカードブランドごとに極端な差はなく、ほぼ同数の加盟店を共有するようなグループ化現象が特徴として見られます。
これはイシュアーと呼ばれるカード発行会社が複数の国際ブランドを扱っているためです。Mastercardだけ、Visaだけ、ということがなく、共に扱っていることから加盟店を開拓する際に両ブランドを同時に開拓することになり、結果としてほぼ同数の加盟店シェアになるわけです。
アメリカン・エキスプレス、JCB、ダイナースクラブの3ブランドがほぼ同数の加盟店を抱えているのも似たような理由からです。現在、アメリカン・エキスプレスとダイナースクラブはJCBカードと提携しているため、3ブランドセットで加盟店開拓が進められています。
一方、単独で加盟店を拡大しなければならない中国銀聯とディスカヴァーはやや苦戦しているようです。
Mastercardの特徴
Mastercardの特徴について解説していきます。
Mastercardとその他ブランドの違い
国際ブランドにはそれぞれ多少の違いはありますが、以下のような3タイプに分けることができます。
- 全世界どこでも使いやすいカード
- ステータス性重視のカード
- 国内でのシェアが高いカード
それぞれのタイプに当てはまるクレジットカードについて解説していきます。
全世界どこでも使いやすい…Visa、Mastercard
先ほどのシェア率を見てもらえればわかる通り、 VisaとMastercardは、ほぼ全世界で使える、普及率の高い国際ブランドです。
ちなみに、Mastercardは世界210を超える地域と、3,800万以上の施設で利用できます。
このふたつのブランドにはそこまで多くの違いはなく、海外旅行に行く際はどちらかのカードを持っていけばよいでしょう。
ステータス性重視…アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ
このふたつのブランドは、VisaやMastercardに比べると使える施設が少ないものの、 独自の優待サービスが有名な国際ブランドです。
ただ、 元々富裕層向けに作られたブランドなので、年会費も高額という特徴があります。
特に国際ブランドが自ら発行しているプロパーカードのステータス性は高く、信頼の証にもなります。
国内でのシェアが高い…JCB、中国銀聯
日本が誇る国際ブランドのJCBは世界的に見ればシェアは小さいですが、日本国内ではトップクラスの加盟店数を誇ります。
また、中国銀聯も中国でのシェアは高くなっています。
海外でのシェアにこだわらず、「メインで使用するのは国内のみ、海外に行くときは他のカードを利用する」といった人にはこれらの国際ブランドもおすすめです。
Mastercardのプロパーカードはない
国際ブランドが他のカード会社からではなく、自社から独自に発行しているカードをプロパーカードと言いますが、Mastercardにはプロパーカードがありません。
JCBやアメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブといった国際ブランドにはプロパーカードがあるため、「プロパーカードがいい!」という人は、Mastercardを避けた方が得策です。
また、他の国際ブランドで言うと、Visaにもプロパーカードはありません。
このように、Mastercardは国際ブランドのひとつであり、世界的にシェアも大きく使い勝手のよいブランドということがお分りいただけたでしょうか。
次の項からは、Mastercardの特徴について解説していきます。
Mastercardのメリット・デメリット
Mastercardの概要を押さえたところで、ここからはメリット・デメリットについて解説していきます。
Mastercardには
- 決済機能が優れており、特にヨーロッパに強い
- Mastercardならではのさまざまな特典がある
というメリットがある一方、
- 1枚だけ持つならVisaの方が決済機能に優れている
というデメリットもあります。
それでは、それぞれについて詳しくみていきましょう
Mastercardの2つのメリット
Mastercardの主なメリットは以下のふたつです。
メリット1:決済機能が優れており、特にヨーロッパに強い
ほぼすべての国・地域で利用できるMastercardは、 海外旅行などで非常に重宝する国際ブランドです。
特にヨーロッパを中心に加盟店が多く、海外旅行に行かれる人は、そのメリットを存分に味わうことができるでしょう。
メリット2:Mastercardならではのさまざまな特典がある
Mastercardには、レストラン、観光施設、ホテル・レジャー施設、レンタカー利用等の 優待割引があります。
また、この特典は日本はもちろん、ハワイや香港、シンガポール等でも受けることができるため、こうした点はまさに「国際ブランドならではのメリット」と言えるでしょう。
Mastercardで得られる付加サービス
クレジットカードの基本かつメインとなるサービスは決済手段として便利なことにありますが、より利便性を高めるために付加サービスの充実も図っています。
主な付加サービスとしては以下のようなものが多くのカード会社から提供されています。
- 国内旅行や海外旅行での傷害保険
- 商品破損などショッピングに関する保険
- ネットでの不正利用に関する保険
- 海外でホテルなど各種手配をしてくれるアシスタントサービス
- 提携先の店舗で受けられる割引サービス
- キャッシュバック相当のポイントサービス
- ETCカードや家族カードの追加発行
- 電子マネーへのチャージやポストペイ
ブランドライセンスとカードの両者を発行しているJCBカード、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブの3社では、このような付加サービスの多くが提供されています。
ところがMastercardやVisaはプロパーではなく、決済業務のみを行っているブランドライセンスなので、付加サービスについては提携先のカード発行会社が独自に決めているものがほとんどとなります。
しかし、まったく提供していないわけでもなく、
- JALのマイルが貯まる「MASTERCARDトラベラー・リワード」
- HOTELS.COMでホテル予約に使えるクーポンコード
- エクスペディア予約での海外ホテル料金割引
- 空港から自宅までの手荷物配送
- 空港でのクローク利用割引
- 海外での携帯電話、Wi-Fiのレンタル
- 国内の高級ホテル、高級旅館の利用
などのサービスを、期間限定、対象者限定ながらMastercardでは行っています。
先述したように、人気が高いポイントサービスなどはカード発行会社独自のものなので、Mastercardを選ぶ場合には発行会社のサービス内容を吟味するようにしましょう。
Mastercardのデメリット
Mastercardには特にこれといったデメリットはありませんが、あえて挙げるとするのであれば、
「決済機能はVisaの方がやや優れている」
ということが言えます。
そこまで大きな差はありませんが、業界でのシェアNo1のVisaブランドに比べると少しだけ利用できる店舗に制限を感じるかもしれません。
ただ、この点はVisaブランドと2枚持ちしている方や、Mastercardが使えるお店しか利用しない方にとっては特にデメリットではないでしょう。
また、ごく稀に「Visaは使えないけどMastercardは使える」といった施設も存在します。
ここではMastercardのメリットとデメリットについてご紹介しました。
次の項からはこうした特徴をふまえ、自分がMastercardを持つべきかどうかの判断基準について解説していきます。
Mastercardを自分が持つべきかどうかの判断基準
Mastercardの特徴をふまえると、持つべきかどうかの判断は、以下の3つのポイントで行うと良いでしょう。
- 海外に行くことが多いかどうか
- すでに他の国際ブランドのカードを持っているかどうか
- 国際ブランドにステータス性や日本での使い勝手の良さを求めるのかどうか
それでは、それぞれのポイントについて順を追って解説していきます。
海外へ行くことが多いならおすすめ
世界的No2のシェアを誇るMastercardは、日本だけでなく海外のほとんどの国と地域で利用可能な国際ブランドです。
そのため、 海外旅行や海外出張によく行く人は、使い勝手のよいMastercardのクレジットカードを持っておくと何かと重宝するでしょう。
逆に、アメックスやダイナースは使えない施設が全体的に多く、JCBも日本国内では何不自由なく使えますが、海外に行くと利用できる施設が制限されるため注意が必要です。
もうすでに他ブランドを持っていたらMastercardもおすすめ
VisaやJCBなど、他の国際ブランドをすでに持っている場合もMastercardはおすすめです。
国際ブランドによって加盟店の数や種類は違うため、 複数の国際ブランドを持つことによって多様な施設をカバーできるからです。特にVisaと2枚持ちしていれば、「海外でクレジットカードが使えない!」といった事態に陥ることはほぼありません。
JCB、アメックス、ダイナースは特徴的
決済機能に優れているのはVisaとMastercardですが、JCBやアメックス、ダイナースにもそれぞれよい点があります。
- JCB…日本国内での使い勝手はトップレベル。日本国内での特典も充実している。
- アメックス、ダイナースクラブ…ステータス性が高く、信用度は抜群。また、各種優待サービスも充実。
このように、各国際ブランドで特徴が違うため、持っているカードすべてがVisaやMastercardなのはちょっともったいないかもしれません。
例えば、「決済機能はVisa、優待サービスはアメックス」といったように、各国際ブランドの特徴を押さえた使い方をしてみるのもよいでしょう。
ちなみに、 アメックスは日本国内でJCBと提携を行っているため、JCBが使えるお店では基本的にアメックスも使えるようになっています。
ここではMastercardを選ぶ際の判断基準について解説してきましたが、次の項からは実際にMastercardブランドが付与されているクレジットカードを紹介していきます。
Mastercard利用でかかる費用
Mastercardは、どのカード発行会社でどういったクレジットカードを作るかによってもかかる費用が変わってきます。そのため一概にいくらとは言えないのですが、おおよその目安として解説していきますので参考にしてみてください。
Mastercardの年会費
年会費は無料から20,000円を超えるものまで、カードのランクに応じて大きな幅があります。発行会社によっても違いがあるので、カードを作る際には比較検討をしてみましょう。
一番人気があり、発行枚数が多いものは年会費無料カードです。ただし無料なぶん、付帯サービスについてはあまり期待できません。海外や国内旅行中のトラブル、買い物をして商品にトラブルがあったときなどの保証についてはないと思ってよいでしょう。あったとしても気休め程度の少額であるということがほとんどです。
Mastercardの手数料
手数料については決済をしたときの支払手数料と海外利用時の為替手数料の2種類があります。
支払手数料はカード発行会社がそれぞれ決めているので、発行会社が公開している利率をよくチェックしましょう。支払手数料は基本的に1回払い、2回払い、ボーナス時一括払いでは発生しません。3回以上の分割払いから発生します。
為替手数料は海外で決済を行った時に必ずかかってくるものです。これには為替レートが関係してくるのですが、決済をした時の為替レートではなく、カード会社に購入情報が届いた時の為替レートで計算されるので注意が必要です。
ワンランク上のカードを目指す
クレジットカードには取得難度によってさまざまなグレードがあります。ゴールドカードやブラックカードという名称はよく知られているでしょう。Mastercardにもこのようなグレードがあり、
- ゴールド
- チタン
- プラチナ
- ワールド
という順番でステータスが高くなっています。
ゴールドMastercard
上級グレードの中では一番馴染み深いものでしょう。取得のための条件もそれほど高くはないため、持っている人が多いカードです。
一般グレードでは付帯されないMastercardの独自サービス「Taste Of Premium」が提供されるのは、このグレードからになります。
国内で発行しているイシュアーも数多く、
- 楽天カード
- Amazonカード
- 三井住友カード
- MUFGカード
などが代表的です。
チタンMastercard
ゴールドカードの1つ上のグレードになりますが、あまり耳にすることがないでしょう。
それもそのはずで、国内イシュアーでは
- 三井住友トラストカード
の発行するカードが存在するのみです。
プラチナMastercard
ここからはステータス的に大きくなってくるグレードです。利用限度額も大きく引き上げられ、付帯サービスの内容も非常に充実したものになってきます。
国内で発行しているイシュアーは、
- オリコカード
- 三井住友カード
- 楽天カード
の3社のみとなります。
以前はSBIカードも発行していましたが、現在はサービスを終了しています。
ワールドMastercard
他の国際ブランドで発行するブラックカードにあたるグレードが「ワールド」と呼ばれるMastercardです。プラチナ以上の限度額と付帯サービスが提供されます。発行しているのは下記の2社のみとなるレアカードです。
- 三井住友トラストクラブ
- アプラスフィナンシャル
プラチナカード同様に、SBIカードからも発行されていたのですが、現在はサービス終了となっています。
Mastercardの利用方法
Mastercardは街の加盟店で買い物をした時の支払い以外にも、自動車税や住民税などの税金、公金を支払うことができます。月々の光熱費を支払うこともでき、さらにポイントまで貯めることができるので、上手に使いこなせばお得なカードだといえるでしょう。
海外ではCirrusマークが付いているATMでキャッシングをすることもできるので、海外旅行中に現金が必要となった時もMastercardなら安心です。
Mastercardの契約の仕方
契約と発行については、Mastercardからライセンスを受けたイシュアー(発行会社)が行っています。審査についてはイシュアー各社が独自の基準で行っています。郵送だけではなくWEBからも申し込みできるイシュアーがほとんどなので面倒がありません。最近ではショッピングモールなど、店頭で気軽に契約できる機会も増えてきました。
Mastercardの支払い方法
支払い方法はイシュアーによってまちまちなので、契約しようと思っているカードの発行会社へ問い合わせてみるとよいでしょう。
多くのイシュアーでは1回払い、複数回の分割払い、ボーナス払い、リボ払いに対応しています。
au WALLETはMastercardで使えるプリペイドカード
携帯会社のauが発行しているプリペイドカードにau WALLETというものがあります。個人でau携帯電話やデータ端末、auひかりやauひかりちゅらなどのネット回線契約をしていれば誰でも発行してもらうことができます。
その条件さえ満たしていれば、一般的なクレジットカードのような信用調査がされないため、未成年のようにクレジットカードを作れない人でも申し込むことができます。
au WALLETカードでできること
au WALLETはMastercardブランドになります。なので、他の国際ブランドプリペイドカードと同様に通常のクレジットカードとして機能します。ただし、他の国際ブランドプリペイドも同様のことがいえますが、加盟店が利用している決済端末によっては使用できないことがありますし、公共料金や高速道路通行料、携帯電話代などの支払いもできないので注意が必要です。
au WALLETの強みとしては、出光のガソリンスタンドで給油支払いに使えるというものがあります。これは同じMastercardブランドであっても他のプリペイドカードではできないことなので、自動車に乗っている人には特に大きなメリットになるのではないでしょうか。
au WALLETカードのポイント交換先
au WALLETカードで買い物をすると基本的には200円ごとに1ポイントのWALLETポイントが貯まります。提携しているポイントアップ店で使用するとさらに高還元が期待できます。
WALLETポイントは交換先として、
- au WALLETへのチャージ
- au携帯料金への充当
- 携帯機種代金やオプション購入代金への充当
- auかんたん決済を利用したネットショッピングへの充当
- 提携先のポイントへ交換
を選択することができます。
au WALLETカードの利用方法
通常のMastercardと同じように「Mastercardで支払います」とお店へ伝えましょう。ただし、分割払いなどはできないので、支払い方法は1回払いしか指定できません。
プリペイドカードなので、仕組みとして事前に利用金額をチャージする必要があります。チャージの方法には、
- auかんたん決済
- じぶん銀行
- クレジットカード
- ポイント
- au WALLETチャージカード
- 現金
があります。
この中でも一番利便性が高く、利用している人が多いのがauかんたん決済でのチャージではないでしょうか。
auかんたん決済はauがユーザーに対して個別に設定している決済利用枠で、枠内であればチャージ金額不足の時もオートチャージされるのでレジ前で慌てることがありません。チャージされた金額については携帯電話の利用料と一緒に請求されます。
チャージをしてから決済するという仕組み上、1回の買い物で利用できる金額の上限はチャージされている分、もしくはオートチャージの設定金額ということになります。ただし、チャージ上限が100万円と決まっていますので、現実的にはそれが1回の決済金額の上限となります。
おすすめのMastercardブランドが選べるカード
Mastercardについての基礎知識を学んだところで、ここからは実際にMastercardブランドが使えるクレジットカードを紹介していきます。
あなただけのお気に入りの1枚を見つけてみましょう。
オリコカード・ザ・ポイント
信販系会社であるオリコが発行するクレジットカードです。
1.0%〜2.5%の高還元率かつ年会費永年無料のカードとして有名なので、還元率重視の方や、初めてクレジットカードを作る方にピッタリのカードと言えるでしょう。
- 申込対象:18歳以上の方(高校生を除く)
- 年会費:無料
- 特典:オリコモールで商品を購入するとポイントが0.5%上乗せ。
楽天カード
日本最大級の通販サイト運営で有名な楽天が発行するクレジットカードです。
※「顧客満足度No.1」参照元:「楽天カード」、2017年度日本版顧客満足度指数調査において、 9年連続クレジットカード部門 第1位を獲得
さまざまな場面でポイントがつくカードのため、還元率重視の方やよく楽天を利用される方におすすめのカードとなっています。
- 申込対象:18歳以上の方(高校生を除く)
- 年会費:無料
- 特典:楽天市場ならいつでもポイント4倍、加盟店だと3倍、通常のショッピングでも1%還元。その他、新規入会キャンペーンを随時行っているのが特徴的。
三井住友カード(Mastercard)
信頼の三井住友ブランドのMastercardです。
三井住友カード
国際ブランド
対応電子マネー
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- 家族カード
- 分割払い
- ETC
年会費 | ポイント還元率 | ポイント名 | |
---|---|---|---|
初年度 | 2年目~ | ||
1,375円(税込) | 1,375円(税込)(※1) | 0.5%~7.0%(※2) | Vポイント |
発行スピード | 限度額 | マイレージ 還元率(最大) |
ETC年会費 |
最短3営業日 | ~100万円 | 0.5% | 550円(税込)(※3) |
ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります
※1 マイ・ペイすリボの申込+カード利用で年会費無料
※2 最大7.0%ポイント還元:ポイント還元率は通常のポイント分を含みます。
スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済での支払いが対象です。iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外となります。
商業施設内にある店舗など、一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元率にならない場合があります。
一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿し支払いただく場合があります。 その場合の支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、利用される店舗によって異なる場合があります。
※3 前年度に一度でもETC利用のご請求があった方は年会費が無料
- 最短3営業日で発行できるVisaカード!
- 条件達成で翌年度年会費割引!(※1)
- 対象のコンビニ・飲食店などでスマホのタッチ決済をするとポイント最大7%還元!(※2)
- 選んだお店でいつでもポイント2倍!
2年目以降は年会費がかかりますが、その分 旅行保険やショッピング保険、パッケージツアー割引など特典が充実しています。
- 申込対象:18歳以上の方(高校生を除く)
- 年会費:1,375円(税込)、初年度無料
- 特典:最大2,000万円海外旅行傷害保険。最大100万円のショッピング保険。ポイントUPモール利用でポイント還元率+0.5~9.5%※。
※2023年1月現在。ポイント還元率は予告なく変更となる場合がございます。
ライフカード
ライフカード株式会社が発行するライフカードは、オリコカード・ザ・ポイントと同じく年会費無料で18歳から作れる、「初めての1枚」にピッタリのカードです。
誕生日月や専用モールでのポイント特別加算などが大きな魅力となっています。
- 申込対象:18歳以上の方(高校生を除く)
- 年会費:無料
- 専用オンラインショップ「エルモール」で利用するとポイントが最大25倍になる。誕生日月はポイント3倍。
これらの中で、自分に合いそうなカードは見つかりましたか?
Mastercardが選べるカードを比較
さらにここからは、Mastercardが選べるカードを比較する形で紹介いたします。
アコムのACマスターカード
消費者金融のアコムが発行する国際ブランドのクレジットカードです。
ACマスターカード
国際ブランド
対応電子マネー
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- 家族カード
- 分割払い
- ETC
年会費 | ポイント還元率 | ポイント名 | |
---|---|---|---|
初年度 | 2年目~ | ||
無料 | 無料 | - | - |
発行スピード | 限度額 | マイレージ 還元率(最大) |
ETC年会費 |
最短即日(※) | 10万~300万円まで ※ショッピング枠ご利用時 | - |
自動契約機むじんくんの営業時間は9:00~21:00(年末年始は除く)です。ただし、一部店舗は営業時間が異なります。
- 土日祝日でも最短即日でカードが受け取れる!
- 3秒で簡易診断が可能!
- パート・アルバイトの方もOK!
- 年会費永年無料!
- 利用金額の0.25%が自動キャッシュバック!
限度額が300万と大きいものの、支払い方法はリボ払いのみとなっています。年会費が永年無料なので持っているだけならコストを気にしないですむため、サブのカードとして持っていてもいいでしょう。
- 申込対象:20歳から69歳までの安定収入がある方
- 年会費:無料
- 特典:自動キャッシュバックで利用金額から0.25%が差し引かれて請求される。
みずほマイレージクラブカード
みずほ銀行ブランドのANAのマイレージカードで、提携クレジット会社の違いで6種類のカードバリエーションがあります。
みずほ銀行はキャッシュカード提携先のクレジット会社によりサービス内容が異なってくるため、申し込み前には希望するカードの内容についてよく確認する必要があります。
明細や残高の確認も発行クレジット会社のWEBサイトにログインする必要があります。
- 申込対象:みずほ銀行口座があり、みずほダイレクトもしくはみずほマイレージクラブ会員の18歳以上の方(高校生を除く)
- 年会費:無料
- 発行カードによって特典内容が異なる。
dカード
携帯電話会社のドコモが発行する国際ブランドのクレジットカードで、DCMXカードの名称から変更されたものです。
dカード
国際ブランド
対応電子マネー
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- 家族カード
- 分割払い
- ETC
年会費 | ポイント還元率 | ポイント名 | |
---|---|---|---|
初年度 | 2年目~ | ||
無料 | 無料 | 1.0~4.5% | dポイント |
発行スピード | 限度額 | マイレージ 還元率(最大) |
ETC年会費 |
最短5日 | - | 公式サイト参照 | 550円(税込)※初年度無料 |
- 年会費永年無料
- スターバックスカード、マツモトキヨシで最大4%貯まる!
- いつでもdポイントが1%貯まる※100円(税込)毎に1ポイント
- スマホの紛失や修理不能などに1年間最大1万円分のケータイ補償
- d払いのお支払いをdカード設定でWでポイントもらえる
ドコモユーザーでなくても発行可能で、年に1回でも利用すれば翌年は年会費が無料になります。その上、ショッピング保険など保証も充実しているので安心感も強いカードです。
- 申込対象:18歳以上の方(高校生を除く)
- 年会費:1,375円(税込) 初年度と、カード利用があった翌年の年会費は無料
- 特典:dカード特約店での利用でポイント還元率がアップします。ハーツレンタカーの優待や海外旅行時のサポートサービスもあり。
イオンカード
イオン銀行が発行する国際ブランドのクレジットカードです。発行業務はグループ会社のイオンフィナンシャルサービス株式会社が受託して行っています。
ポイント高還元や購入割引など、イオングループの店舗を利用する人にはメリットが非常に大きいといえるでしょう。
- 申込対象:18歳以上の方(高校生を除く)
- 年会費:無料
- 特典:20日、30日はイオングループの各店舗の買い物で5%OFF。
まとめ
Mastercardは世界シェアNo2のとても使い勝手のよい国際ブランドです。
海外に行く機会が多い方や他の国際ブランドのクレジットカードをすでに持っている方は、作ってみる価値のあるカードと言えるでしょう。
また、JCB、アメックス、ダイナースといった決済できる地域は制限が多いものの、優待サービスが特徴的な国際ブランドと組み合わせて持つのもおすすめです。
Mastercardブランドのクレジットカードは各社から多数発行されているため、自身のライフスタイルや日頃から利用している店舗・サービスなどと組み合わせながら、自分にぴったりの1枚を選んでみてくださいね。